行政書士の試験対策講座は非常に高額なものが多く、受講する場合は何かを犠牲にする覚悟を持って臨む必要があります。
と、書いてしまうとかなり受講するハードルが上がってしまいますが、実は資格学校の多くが割引制度や時期に応じた割引キャンペーンを行っており、一般価格からかなり割引された金額で受講することが出来ます。
割引率に関しては資格学校やその割引の内容によりピンキリですが、中には65%OFFとかハッキリ言って爆安な割引があったりしますので、結構あなどれないです。
という訳で、本記事ではそのあなどれない割引制度、割引キャンペーンを行っている資格学校とその割引内容をまとめておりますので、恩恵を受けたい方は一緒にチェックしていきましょう!
なお、どれくらい安くなるのかについては、本ブログの通信講座の受講料一覧で一般価格をまとめておりますので、こちらと照らし合わせながらご確認ください。
(補足)
記事の最後に、より効率的に割引情報を得るためのマル秘テクニックをまとめておりますので、そちらもぜひ!
クレアール
クレアールでは各種割引制度が揃っており、特に社労士(社会保険労務士)の有資格者や受験経験者に対して、結構な割引が適用されます。※逆に行政書士の受験経験者割引はないのでご注意
また、割引キャンペーンでも半額以上の割引が適用される感じですが、管理人の知るところでは、試験年度の2月くらいまで、早期申し込みキャンペーンとして60%OFF程度の割引が行われてます。
クレアールの通信講座は、一般価格が結構イイ値段となっておりますが、これらの割引を使うことで相当安い受講料になりますので、使わない手はないですね^^
割引制度 | 割引内容 | 条件 |
再受講割引 | 60%OFF(最大) | 前年にクレアールの行政書士講座を受講された方が対象 |
社労士有資格者割引 | 65%OFF | 社会保険労務士の資格保有者の方が対象 |
社労士講座受講経験者割引 | 50%OFF | 過去にクレアールの社会保険労務士講座のパックコースを受講されたいた方が対象 |
社労士試験受験経験者割引 | 45%OFF | 過去に社会保険労務士の本試験受験経験のある方が対象 |
各種割引キャンペーン | 65%OFF(最大) | 早期申込割引/期間限定割引/各種限定クーポン/資料請求者限定割引などがあります |
LEC東京リーガルマインド
LECの割引制度はとにかく種類が豊富にあり、学習経験者はもちろん、これから初めて行政書士を目指す方でもいずれかの割引が受けられるよう配慮がなされております。中でも面白いのが「奨学生試験」制度で、50問の○×形式試験を実施し、得点に応じた割引を受けることが出来、満点なら100%OFFとタダで受講できることも可能なんですね。
ただし、いつでも奨学生試験を受けれるわけではなく、年に数回の実施となりますので、チャレンジしてみたい方はマメに公式サイトをチェックしておく必要があります。
まぁ、賢く行くならとりあえず「奨学生試験」を受けたうえで、結果がよければそのままの割引で、悪ければ他に該当する割引制度で申し込むのがベターかと思います。
割引制度 | 割引内容 | 条件 |
再受講割引 | 40%OFF | 過去にLECの行政書士講座を受講された方が対象 |
再受験割引 | 30%OFF | 過去に行政書士本試験を受験されている方が対象 |
他資格受講生割引 | 20%OFF | 現在または以前にLECの行政書士以外の資格講座(支払い金額5万円以上)を申し込まれた方が対象 |
他資格合格者割引 | 20%OFF | 指定された資格試験の合格者の方が対象 (対象資格) 宅建士・土地家屋調査士・社会保険労務士・不動産鑑定士・社会福祉士・中小企業診断士・司法書士・ビジネス実務法務検定試験®2級/1級 |
資格説明会割引 | 5,000円~10,000円割引 | LECの行政書士講座無料資格説明会に参加された方が対象 |
奨学生試験 | 100%OFF(最大) | LECが主催する奨学生試験を受験すれば、得点に応じた割引権利を得ることが出来る |
Web奨学生試験 | 30%OFF(最大) | 上記の奨学生試験とは異なり、Web経由で私が○○を目指す理由」をテーマに作文を書いて提出すると割引クーポンがもらえる |
退職者・離職者応援割引 | 20%OFF | 退職または離職後1年以内の方が対象 |
法人提携割引制度 | 20%OFF | 法人提携でその社員、家族が対象に適用される |
各種割引キャンペーン | 30%OFF(最大) | 早期申し込みの早得割引、不定期で行われるオンライン限定のタイムセールなどがある |
伊藤塾
伊藤塾の割引制度の中で一番お得感があるのは、割引キャンペーンの早期申し込み割引になってくるかと思います。伊藤塾は受講料がかなり高めなので、受講をお考えの方は迷わず早期申し込み割引を使うほうにしたほうが良いかと思います。
ちなみに時期的には試験年度の2月末あたりまではキャンペーンを行ってますので、詳しくは公式サイトでチェックしておきましょう。
割引制度 | 割引内容 | 条件 |
再受講割引 | 30%OFF(最大) | 過去に伊藤塾の行政書士講座を受講していた方、他校の行政書士講座を受講していた方が対象 |
受講料サポート制度 | 4万円の割引(最大) | 経済的理由で受講が困難な場合は、書類審査を経て適用 |
友人紹介キャッシュバック | 申込者・紹介者に1万円のボーナス | 受講料10万円以上の講座を受講された方が対象 |
各種割引キャンペーン | 40%OFF(最大) | 早期申込で結構な割引率が適用される |
資格の学校TAC(タック)
TACでは、学習経験者を中心とした割引制度となっており、初めて行政書士を目指す方は早期割引キャンペーンを使う形になるかと思います。なお、公式サイト上では割引に関する情報があまりなく、資料請求をすれば割引の詳細が記載されたパンフレットがもらえますので、受講をご検討中の方は資料請求しておくことをおすすめします。
※管理人も資料請求して初めて割引制度の詳細がわかった感じなので。
割引制度 | 割引内容 | 条件 |
再受講割引 | 35%OFF(最大) | 2000年以降にTACの行政書士講座を受講された方が対象 |
再受験割引 | 25%OFF(最大) | 過去に行政書士本試験を受験されている方が対象 |
他資格受講生割引 | 15%OFF(最大) | 指定された資格試験の合格者の方が対象 (対象資格) 社会保険労務士、宅建士 |
各種割引キャンペーン | 22%OFF(最大) | 早期申し込みキャンペーンなど |
資格の大原
大原の割引制度をTACと似たような感じになっておりますが、割引率に関しては他の資格学校と比べるとそれほど大きくはない感じです。なお、割引制度の詳細については、公式サイトから閲覧できるデジタルパンフレットで確認することが出来ますが、早期キャンペーンに関する情報は資料請求時に同封されているチラシで確認することが出来ますので、TACと同様に講座パンフレットの取り寄せをしておくのがベターでしょう。
割引制度 | 割引内容 | 条件 |
再受講割引 | 30%OFF | 過去に大原の行政書士講座を受講された方が対象 |
再受験割引 | 20%OFF | 昨年度の行政書士本試験を受験された方が対象 |
社会保険労務士ネクスト割引 | 5%OFF | 過去に大原の社会保険労務士講座を受講された方が対象 |
簿記ネクスト割引 | 5%OFF | 過去に大原の簿記講座を受講された方が対象 |
各種割引キャンペーン | 20%OFF(最大) | 早期申し込みキャンペーンなど |
フォーサイト
フォーサイトは、本記事でご紹介した資格学校のような割引制度はありませんが、かなりの頻度で割引キャンペーンを行っております。(毎月、もしくは隔週くらいで何らかのキャンペーンを行ってます)割引率に関しても最大で36%OFFとそこそこ大きい割引となってますので、もとの受講料を踏まえると10万円以下で行政書士講座を申し込むことが出来ます。
ただし、時期やタイミングによっては割引率が異なりますので、その辺は公式サイトでチェックしておく必要があります。
割引制度 | 割引内容 | 条件 |
各種割引キャンペーン | 36%OFF(最大) | 不定期に大幅割引キャンペーンを実施(実施頻度はかなり高め) |
効率よく割引情報を収集するためのマル秘テクニック
本記事でご紹介した割引制度や割引キャンペーン情報については、年度が変われば割引内容や制度そのものがなくなったりする可能性もありますので、最新情報についてはご自身でチェックする必要があります。
ただし、対象の資格学校数も多いので、少しでも効率よく情報を集めるためのテクニックを3つ程挙げておきますので、参考にしてください。
テクその1:
割引キャンペーンが行わている時期を狙って集中的にチェックする
だいたいキャンペーンが行われる時期はどこの資格学校も似ておりますので、以下の時期あたりで公式サイトをマメにチェックしておけば、イイ情報が入手出来る可能性が高いと言えます。
- 11月2~3週目あたり(行政書士の本試験日直後)
- 年末年始前後
- 1月末~2月末あたり(行政書士の合格発表後)
- 4月前後
特に本試験終了後~2月末あたりまで早期割引キャンペーンを行っている資格学校が多いので、そのあたりは要チェックです。
テクその2:
資格学校のメルマガに登録しておく
各資格学校の行政書士講座の資料請求を行う際に、メールアドレスを登録するところがほとんどだと思いますが、その際にメールマガジンを受信するする設定(そういう設定がなく自動で送られてくる場合もある)を行っておくとキャンペーン関連の情報も送付されてきますので、いち早く情報を入手することが出来ます。
おそらくこの方法が一番効率がイイ、かつ楽に情報収集が出来ますので、お目当ての講座があればとりあえず資料請求しておくことをおすすめします。
テクその3:
直接問い合わせて聞いてみる
少しアナログな方法ではありますが、すぐに情報を入手したい場合は、直接資格学校に電話して聞くのが一番手っ取り早い方法になってきます。
問い合わせ先については、各資格学校の公式サイト内に掲載されてますので、そちらを辿って連絡するようにしましょう。
以上の形で情報収集すれば、だいたいの割引情報がゲット出来るかと思いますので、少しでも受講料を安くしたい方はぜひ実践してみてください!