分かりやすい講座オリジナルテキスト、手厚い受講生サポート、行政書士講座の中では比較的リーズナブルな受講料とセールスポイントは多岐に渡りますが、肝心の中身はどうなってるのでしょうか?
特にユーキャンについては、講座の受講者数が多いがゆえ、様々な口コミ情報がネット上にあがっておりますので、本記事ではそれらの情報を精査しつつ、実際に管理人が資料請求をした情報を踏まえて行政書士の通信講座としてアリなのかどうかを徹底解剖していきたいと思いますので、一緒に見ていきましょう!
ユーキャンの行政書士講座 スペック情報
運営会社名 |
株式会社ユーキャン |
講座コース |
§行政書士合格指導講座 ・合格デジタルサポートパック ・割引コース |
教材内容 |
■テキスト 講座オリジナルテキスト(2色刷り) ■講義教材 |
サポート内容 |
|
割引制度 |
なし |
キャッシュバック・返金制度 |
なし |
教育訓練給付制度の指定講座 |
§行政書士合格指導講座 ・合格デジタルサポートパック |
単科受講・オプション受講 |
不可 |
サンプル教材の提供 |
テキストのサンプル提供はなし |
公式サイト |
ユーキャンの行政書士講座 公式サイト |
各QAサイトでの口コミ情報を検証
大手QAサイト、口コミサイトなどでユーキャンの行政書士講座のことを調べてみると、まぁ、かなりの投稿があがっております。
中身を見てみると結構ネガティブなものが多く、中にはユーキャンを全力でディスってる回答なんかもあり講座内容の具体的な見解という意味ではきっちり探さないと見つからない状況となってます。
そこで、本項ではその口コミの中でも一定の見解を得ているものをピックアップし、相対的な内容を見ていきたいと思います。
※回答(全文)については引用元のサイトにてご確認ください<(_ _)>
ユーキャンの行政書士講座の口コミその1
(Yahoo知恵袋より引用)
私も以前ユーキャンを利用したことがありますが、法律を初めてて学ばれるような感じでしたら、教材も取り組みやすい構成ですし、完全に独学で学ばれるよりはいいかと思います。
また、添削課題や質疑も可能だという点においても有効なツールかと思います。
しかしながら、わかり易い構成である反面、習得しなければならない重要点を要約しているといった、必要最低限の情報量でまとめられているような印象で、ここ最近の本試験における出題傾向を見る限り、漠然と指定教材をこなすだけではやや厳しいかもしれません。
(本試験においては「簡単な問題」は滅多に出されませんし、実際のところ基本参考書や過去問題をインプットするだけでは合格点に
乗せるのは困難かと思います。これはその他の通信講座や予備校へ通われても、同じことが言えるかと思います。)
ユーキャンの行政書士講座の口コミその2
(Yahoo知恵袋より引用)
いろいろ言われる資格ではありますが、取得して見えてくることもありますので・・・
経験なども踏まえて書かせていただきますが、ユーキャンの学習形態につきましては、扱う教材やも演習なども比較的わかりやすく、初めてこの手の試験を受ける方にとっては導入しやすい講座だと思います。
なんとなく初~中級向けといった感じでしょうか。
ただし、そのわかりやすさが諸刃の剣の申しますか、ここ最近の本試験対策としては物足りないような印象を受けます。
ユーキャンの行政書士講座の口コミその3
(教えてgoo!より引用)
2年前に試験を受けて何とか合格した者です。
私は法律は初心者でしたので、より判りやすく(とっつき易い)、プラス安価という点でユーキャンを選びました。
正直、前の回答者の方と同様、同教材は易しいという点は否めません。基礎中の基礎です。
但しこれを地盤として知識を積み上げていくという点では、初心者の私にとって非常に有用なものでした。
どんな教材であっても、要は自らの勉強の仕方にあります。ユーキャンをとっかかりとして基礎の基礎を固めた上で、それが生温いものならば他の教材(市販の問題集なり予備校の模試なり)を受けるにこした事はありません。
ちなみに六法全書は最新のものでなければ意味がありません。
口コミ情報からの検証結果
他にもいくつか載せれそうな口コミもありましたが、記事自体が口コミ一色になりそうだったので、とりあえず3つほどピックアップしました。
で、まず言えることとして、
ユーキャンだけでは合格できない
ということが伺えます。
得てしてユーキャンを受講された方はなんらかの副教材・テキストも併せて試験対策をされている傾向にありますので、ユーキャンと心中するつもりで取り組まれるのはちょっと危ないと言えるでしょう。
ただし、良い点としては、使用しているテキストが2色刷り&イラスト付きの分かりやすい作りになっているので、法律を初めて勉強する方が行政書士試験の範囲をまんべんなく理解するのには非常に良いと言えます。
また、一通りのサポートも付いてますので、その辺も初学者の方なら安心材料になるかと。
まぁ、過去に法律の学習されたことがある方、行政書士試験の勉強をされていた方などにはオススメは出来ない、ということが口コミを見た結果として得ることが出来ます。
実際に資料請求してみました
管理人が実際に資料請求してみました
管理人が実際にユーキャンの公式サイトから資料請求の申し込みをして入手したのがこちらのパンフレット一式です。
ヤマトのメール便で到着です。 真っ赤な外観が印象的。 | 入ってるモノ一式です。 講座の総合パンフレット、合格体験記、教育訓練給付制度の説明資料が同梱されてます。 |
こちらはマンガでの講座紹介。 進○ゼミの勧誘チラシを思い出す。 | こちらは講座パンフレットの中身。 6ヶ月カリキュラムの詳細とテキストの説明が記載されてます。 |
資料請求してみた感想
まず、封筒の外観を見て思ったのが「ちょっと薄いな・・・」です。
他の資格学校の行政書士講座パンフレットであれば、もう少し厚みがありますが、ユーキャンのモノはかなり薄い作りとなってました。
で、肝心の中身についてですが、写真にある通り、メインパンフレット、合格者の声的なチラシ、教育訓練給付制度の説明資料、そしてユーキャン推しのマンガです^^
この手のマンガ、昔(小学生くらの時)、ベ○ッセの○研ゼミの勧誘マンガをむさぼるように読んでいた記憶をうっかり呼び覚ましてしまいました^^(進○ゼミには一切入ることはあませんでしたが)
で、講座の紹介としては標準学習期間6ヶ月での学習計画、そして講座で使用するテキストの概要説明が記載されております。
テキスト説明を見る限り、テキスト内では挿し絵が非常に多いので、文字ばかりのテキストが苦手な方はユーキャンのテキストで視覚的に学習するのがイイかもしれませんね。
ユーキャンの管理人的評価
口コミでの検証と少し被りますが、管理人の感じた感想を。
まず、初学者向けの教材としてはクオリティは高いと判断できますので、高めの点数を付けてますが、コレ1本で合格するのはかなり難しいということを踏まえて、カリキュラムは低めの点数にしてます。
あと、個人的に大きなマイナスポイントとして挙げられるのが、講義教材が付いていない(あっても2分半程度のポイント動画)という点です。
行政書士試験の場合、テキストだけですべてのインプットをするのは正直厳しいと感じており、授業によるインプットは外せないポイントだと思っておりますので、個人的には講義付きの講座を選びたいところですね。
なお、CMや広告での知名度が圧倒的であり、毎年多くの方が受講されている点は否定出来ませんので、運営実績は資格学校内でもトップクラスと言えますが、「多くの方が受講している = 良い講座」というわけではありませんので、その点はご注意を。